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忘年会&フェアウェルパーティー

2015年12月22日(火曜日)

滝沢研の忘年会&研究員のAthitさんのフェアウェルパーティーが開かれました。
会場は滝沢研の飲み会の定番となりつつある本郷三丁目の “たまや” 。強烈なキャラクターの名物女将さんでお馴染みです。
現役の学生だけでなく、卒業生の方々も参加され、とても賑やかな会になりました。

研究員のAthitさんは5年以上滝沢研で活躍され、来年からはタイのMahidol大学で講師になられるそうです。
いつも実験室でバリバリと実験しながらも明るくおしゃべりなAthitさんが滝沢研を去られるのはとても寂しいですが、UEHASでの繋がりが深いMahidol大学ということで、きっと今後もお会いする機会があることでしょう。
新天地でのますますのご活躍をお祈り致します!

大澤英輝

国際学会 in シンガポール

2015年11月28日(土曜日)

M1の大澤です。
11月22〜25日にシンガポール国立大学で行われたIWA Micropol & Ecohazard Conferenceに参加し、ポスター発表を行ってきました。

初日は35歳以下の参加者限定でYoung Water Professionalsのワークショップ。仮想の河川と沿岸の都市の水供給問題に対して改善策を提案しました。
ヨーロッパ出身の人達の英語についていくのは大変でしたが、AITでの留学で英語に多少慣れていたこともあり、それなりにディスカッションに参加することができました。

↑ワークショップのメンバーと

2日目以降は発表分野ごとに各セッションに分かれ、その合間にポスター発表が行われました。

↑学会会場

↑古米先生もKeynote Speakerとして参加されていました。

発表を聞いていて強く印象に残ったのはシンガポール国立大学(NUS)の学生の発表。論理の流れが明瞭で、何よりも発表が自信に満ちていました。英語が公用語なので英語が完璧なのはもちろんですが、他国出身でNUSに在学中の学生の英語もとても上手だったのも印象的でした。
以前NUSが東大を抜いてアジアNo.1の大学になったと聞いたことがありましたが、悔しながら、さもありなんと思わされてしまいました。

ポスターセッションでは研究内容について多くの方からアドバイスを頂き、修論の内容について再考する良いきっかけになりました。
国際学会に参加するのは初めてでしたが、本当に学ぶことの多い学会となりました。

大澤英輝

AIT

2015年9月2日(水曜日)

こんにちは。M1の大澤です。

最終更新日から約1年、久しぶりの更新です。
前回の岡佐さん、その前の小塩さんともにUEHASについての記事ですが、今回もまたUEHASです。

8月の頭から12月中旬までの1学期間、都市工から4名の学生がタイの大学に交換留学に来ています。3名(古米研&福士研)はチュラロンコン大学、私大澤はアジア工科大学院(AIT: Asian Institute of Technology)に在籍しています。

AITは国際大学院大学であるため、アジアを中心に世界中から学生が集まり、授業は全て英語で行われています。とはいえ学生の大半はタイ、インド、ミャンマー、ベトナム、スリランカ、アフガニスタンetc…と母語が英語では無い国出身のため、とにかく訛りがすごい。時には話し相手が英語を話しているのかどうかすら判別できないことも…

私も英語が得意でなく、発音も日本人英語なので理解してもらえないことが多々あります。回りくどい言い方をせず、とにかくシンプルでストレートな英語を話すようにしてなんとか意思疎通しようと頑張っています。
きっとこの4ヶ月間で英語ペラペラになるのは難しいかと思いますが、最低限サバイバルイングリッシュを身につけて帰りたいと思います。

↑Welcome Partyにて。タイ人が民謡を歌ったと思ったら突然クラブミュージックにのせてインド人が踊りだしたりしてカオスでした。

AITでは通常の講義を受講して単位を取得する(東大の単位として認定してもらえます)とともに、実験も行っています。
Drinking Water TreatmentとWaste Water Treatmentという二つの講義を受講していますが、これが結構大変…(特に前者)。 それぞれ週3回ずつ授業がありますが、授業進度はなかなかに速く、宿題も毎週大量に課されます。浄水処理も排水処理も一通り日本で勉強していたので授業についていくのは難しくありませんが、これがもしも初習の内容だったら…と思うとゾッとします。

他にも修士研究真っ最中のM2の方々の研究室ミーティングにも参加しています。都市工での研究室ミーティングとは違って参加するのは学生だけ。毎回1人の発表者に対して学生からバンバン意見や提案が出ます。よく言われることですが、やっぱり海外の学生の方が全体的に積極的な人が多いように思います。講義中にも学生が発言や質問することが多々あります。積極的に発言していく姿勢は見習いたいと思っています。

↑教室からドミトリーへの道。綺麗です。

AITはとにかく緑豊かなキャンパスです。AITに来るまでは「ど田舎だから緑いっぱいなんだろうな〜」と思っていましたが、必ずしもそういう訳ではなく、あえて自然を残しているようです。確かにバンコクの中心からは40kmほど離れており田舎ではありますが、AITのすぐ隣にはタマサート大学というとても綺麗な大学があります。距離としては10mほどしか離れていないのにキャンパスは天と地の差。タマサートは学食がAITよりも美味しいということでよくお邪魔しています。

↑虫はもちろん、巨大トカゲもうろうろしています。

とはいえAITでの生活も決して悪いものではありません。ドミトリーから教室まで自転車で5分だし、スタバみたいにおしゃれなのに値段はスタバの半分のカフェもあるし、なんと24時間営業のローソンもあります。唯一の不満点はキャンパス内はお酒が飲めないこと…だったんですが、最近キャンパスのすぐ隣でビールを買えるお店があることを知り、解決しました。シャワーが水しか出ないのも最初は辛かったですが、もう慣れました。

そんなこんなで気づいたらAITに来てからもう1ヶ月も経ってしまいました。先週にチャオプラヤ川上流にサンプリングに行き、実験も本格的に始まりました。来週にはインドネシアで開催されるUEHASシンポジウムにも参加するため、色々と忙しくなってきました。あと3ヶ月間、AITで頑張りたいと思います。

大澤英輝

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